一歩一歩。
彼女は難病を発症し、今もその症状を抱えながら生活している。
進行性で今後治癒する可能性は低いとされるが、官足法で病状の進行を押さえれるのなら、
私は絶対に彼女にこの「官足法」を伝えようと思った。
彼女ひとりにだけでも伝えれられたら、それだけで十分だと思った。
春にライセンスを取得し、勇気を出して彼女に話をして時々ではあるが彼女の足を揉ませて貰うようになって約半年。
足裏から全身の状態が見えてきた。
そして夕べはセルフケアのスクールの2回目。
一通り反射区と揉み方を教えることが出来た。
一歩進んだ。
私は諦めない。
もちろん彼女も諦めない。